読みたい本がなかなか見つからない…。
せっかく読書をしようと決めたのに、読みたい本が見つからないとモチベーションが下がってしまいますよね。
年100冊以上本を読む私の、読みたい本の選び方を紹介します。
読書は「読みたい本を読む」のが一番。
読みたい本の探し方を知っておくと、楽しく読書が続けられます。
読書を趣味にしたい人、読書が趣味だけど同じような本ばかり読んでしまうという人、ぜひ参考にして下さい。
読みたい本を探す方法
読みたい本を探す方法を紹介していきます。
ひとつずつ解説していきます。
①SNSで情報収集

X(旧:Twitter)やInstagramには、読書好きな人がたくさんいます。
いわゆる「読書垢」をフォローすると、色々な本の情報を集めることができます。
また、出版社や作家さん本人が運用しているアカウントもあります。
お気に入りの作家さんや出版社をフォローすると、新刊やフェアの情報もわかるので、読みたい本を見つけやすくなります。
・ジャンルを問わず本の情報が集めやすい
・リアルな感想やおすすめが見るかるので本の内容や雰囲気がわかりやすい
・読書好きな人と交流できるので読書のモチベーションが上がる
・情報が多すぎて探すのに時間がかかる
・フォローするアカウントによっては情報が偏る
・つい長時間見てしまう
読書好きさんから出版社まで、幅広い情報が得られるSNS。
読みたい本が見つかりやすく、読書のモチベーションもアップします。
読みたい本の情報収集にとても便利ですが、つい長時間見すぎてしまうことも。
お気に入りのアカウントをフォローして、見る時間を決めてチェックがおすすめです。
② Amazonのランキングをチェックする

人気作や話題作をチェックしたいなら、Amazonのランキングがおすすめ。
文学・ビジネス・雑誌・漫画など、さまざまなジャンルごとに人気作品を知ることができます。
私はAudible(オーディブル)も活用しているので、オーディオブックのランキングもチェックしています。
自分の好きなジャンル以外の人気作品を知ることで、読みたい本の興味が広がります。
・最新の人気本がすぐにわかる
・ジャンルごとに細かくチェックできる
・読みたい本が見つかったらすぐに購入できる
・売れている本が必ずしも自分に合うわけではない
・あまり知られていない作品は見つけにくい
Amazonランキングなら、新しく出た本や話題本のチェックが気軽にできます。
売れている本=自分にとって面白い本とは限りませんが、色々な本を知るきっかけになります。
欲しい本があればすぐに買えるのもAmazonならではです。
③ YouTubeの本紹介チャンネルを参考にする

見るだけでも楽しいYouTubeの本紹介チャンネル。
色々なジャンルに特化したチャンネルがあるので、自分の興味がある本を紹介しているものを選ぶのがおすすめです。
私は「予算1万円で好きな本を買う」系の企画が好きでよく見ています。
・動画で本の魅力が伝わりやすい
・ジャンルやテーマに特化した本が探しやすい
・本にまつわる企画を楽しめる
・視聴時間が長くなりがち
・チャンネルによっては紹介される本が偏ルことがある
紹介される本だけでなく、動画そのものも楽しめるのがYouTubeの魅力。
おすすめの本紹介チャンネル①
出版区(シュッパンク)
本の問屋が出版業界を盛り上げるべく開設されたYouTubeチャンネル。
「本屋さん巡り」「本の内容検証」「やってみた動画」などなど、 本や本屋さん、業界に対する愛、誠意を持ちながらも、パンクな精神で制作された動画が魅力。
本好きな著名人を本屋さんに連れて行って1万円で本を買ってもらう企画が好きです。
おすすめの本紹介チャンネル②
ほんタメ
“ほん”から色んな“タメ”に繋がるエンタメ情報バラエティチャンネル。
MC2人のおすすめ本や最近読んだ本、本にまつわるクイズゲーム、本屋さん巡り、「ほんタメ文学賞」という独自の賞の発表など、本にまつわるさまざまな企画を楽しめるチャンネル。
普段読まないジャンルの本や、好きなジャンルだけど知らなかった本の情報がたくさん。
他にも色々な人が発信しているので、自分が楽しめるチャンネルをチェックしてみて下さい。
④ 本の情報誌をチェックする

本の情報誌をチェックするのもおすすめです。
小説についてまとめられているものや、ミステリージャンルに特化した雑誌など、種類もさまざま。
全く知らなかった本を知るきっかけになります。
・情報誌ならではの特集が楽しめる
・幅広いジャンルの情報が手に入る
・著者や読書家へのインタビューが充実
・雑誌を定期購読すると場所やコストがかさむ
・すぐに手に入らない場合がある
作家さんへのインタビューは、小説作成の裏話なども知ることができるので楽しいです。
おすすめの本の情報誌①
ダ・ヴィンチ
KADOKAWAが発行する月刊の書籍情報誌。
本やコミックを中心に、映画・ドラマ・アニメなど幅広いエンターテインメント情報を特集しています。
「ダ・ヴィンチ」は、KindleUnlimitedの読み放題で読むことができます。
最新号といくつかのバックナンバーが読み放題対象になることが多いようです。
定期購読で毎号読むのもいいですし、気になる特集の時にチェックしてみるのもアリ。
おすすめの本の情報誌②
このミステリーがすごい!
宝島社が発行する、国内&海外のミステリー小説ランキング・ベスト20を紹介するブックガイド。
超人気作家による自身の新刊情報&特別エッセイなどのコンテンツも充実しています。
こちらも一部の既刊はKindleUnlimitedの読み放題で読むことができます。
インタビュー記事などは紙媒体の方が読みやすいかな?
過去のランキングや評価をチェックしたい場合は、読み放題で確認するのもいいと思います。
⑤ 書評本を読んでみる

書評本、とまとめましたが「本の紹介をする本」を読んでみるのがおすすめです。
作家さんや読書好きの人が「おすすめ本」を紹介してくれます。
読書初心者におすすめの読みやすい本から古典作品まで、さまざまな書評本が発売されています。
・信頼できる人のおすすめ本を知ることができる
・知らない名作が発見できることがある
・好きな作家さんやジャンルの深掘りができる
・内容をネタバレされることがある
・読書が苦手だと書評本を読むのが大変に感じる
読書を始めたばかりの人にはこちらの2冊がおすすめ
- 読書は鼻歌くらいでちょうどいい
- けんごの小説紹介 読書の沼に引きずり込む88冊
作家・書評家さんのおすすめ本が知りたい人はこちら
- 人生を狂わす名著
- 米澤屋書店
- 積ん読の本
⑥ 本屋・図書館に行ってみる

目的の本があるときはオンライン書店が便利ですが、思いもよらなかった本に出会えるのが本屋さんや図書館です。
店舗ごとに推したい本の特色が出ていて面白い。
・実際に手に取って本を見ることができる
・思いがけない本との出会いがある
・図書館なら無料で借りて本が読める
・本屋や図書館が近くにないと行くのが大変
・品揃えが店舗によって違うことがある
本屋さんで店舗ごとのフェアやランキングを見たり、図書館で季節ごとのおすすめ本を見たりすると、今まで知らなかったジャンルの本を知ることができます。
本の装丁をみて直感で選べるのも楽しいですよ。
気になる本に出会ったらメモをしよう
紹介した方法で気になる本に出会ったら、忘れないうちにメモしておきましょう。
タイトル、著者名だけでもメモしておくと、「あの本なんだっけ」と思った時にすぐにチェックできます。
SNSのブックマーク機能も便利ですが、気軽にできるぶん、数が多くなりがち。
後から探すのが大変なので、私は読書管理ノートのメモを併用しています。
すぐに読めない場合も、次に読む本を探すときの候補にします。
まとめ|自分に合った方法で本探しを楽しもう!
本を探す方法はたくさんありますが、楽しんで探せる方法を見つけるのがおすすめです。
読書は、読みたい本を探している時間も楽しみの一つだと思います。
「次に読む本が決まらない」ときは、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください!