Audible(オーディブル)

オーディブルは頭に入らない?「聴く」読書が苦手だった私が教える効果的な聴き方

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「オーディブルを聴いても内容が頭に入らない…」

「Amazonオーディブルは時間を有効活用して読書ができるから、始めたほうがいいよ!」と勧められて、比較的新しい、「聴く」読書を始めた人もいると思います。

私は育休が始まったタイミングで、「家事をしながら読書」をしたくて始めました。

この記事を読んでわかること

  • オーディブルを聴いても内容が頭に入らない理由
  • オーディブルが頭に入りやすくなる聴き方
  • オーディブルで聴くのにおすすめの本がわかる

「聴く読書」を始めた当初、私自身も聴いた内容が頭に入ってこないという悩みを抱えていました。
聴いているつもりなのに内容がわからなくなったり、聞き終わった後に内容が頭に残っていないことが多かったのです。

「読む」読書には慣れているつもりだったので、ショックでした…。

そんなことが続いたので、「私にはオーディブルでの読書は向いていないのかも?」と感じていました。しかし、いくつかの方法を試すことで、今ではオーディオブックの内容をしっかり理解し、楽しむことができるようになりました。

オーディブルを効果的に聴くためには、コツがあります。このコツを実践することで、内容が頭に入りやすくなり、記憶にも残りやすくなります。

私がオーディブルを効果的に聴くために調べて試した方法と、その効果を詳しく紹介します。

失敗したポイントと対策

  • 難しい本を選んでいた ▶ 簡単な本を選ぶ
  • 再生速度が速すぎた ▶ 1.0~1.5倍速程度で聴く
  • 頭を使う作業中に聴こうとしていた ▶ 頭を使わない作業の時に聴く
  • 全部を1度で理解しようとしていた ▶ 繰り返す前提で聴く

この記事では、オーディブルが頭に入らないと感じている人に向けて、内容が頭に残る、効果的な聴き方を紹介します。
私自身の体験を交えながら、具体的な解決策を提案しますので、ぜひ参考にしてみてください。

オーディブルが頭に入らない理由

実際にオーディブルを活用してみた私が気づいた、オーディブルが頭に入らない理由はこちら。

オーディブルが頭に入らない理由

  • 選んだ本が難しすぎる
  • 再生速度が自分に合っていない
  • 頭を使う作業中に聴いている
  • 内容を1度で理解しようとしている

選んだ本が難しすぎる

オーディブルは、聴覚からの情報のみで内容を理解するものなので、難しい内容の本を選んでしまうと理解が追い付かず、結果的に頭に入りにくくなります。

私は最初、ビジネス系の難しいテーマの本を選んで失敗しました。

再生速度が自分に合っていない

オーディブルの再生速度が自分の理解しやすい速度に合っていない場合も、内容が頭に入りにくくなります。
再生速度が速すぎると、内容の理解が追い付かず、逆に遅すぎると集中力が途切れてしまいます。

はやく読み終わろうとして、自分には早すぎる速度で聴いていました。

頭を使う作業中に聴いている

頭を使う作業をしながらオーディブルを聴くと、集中力が分散し、どちらの内容も頭に入りにくくなります。

私は家事をしながら聴いていたのですが、どうしても内容が入ってこないことがありました。

内容を1度で理解しようとしている

オーディブルの内容を一度で完全に理解しようとするのは難しいことがあります。情報量が多い場合、全てを一度で理解しようとすると、逆に頭に残りにくくなります。

私は1度で理解しようとして、挫折しかけました。

オーディブルが頭に入りやすくなる聴き方

オーディブルの内容を頭に入れやすくするには、次のようなコツがあります。

オーディブルを上手に聴くコツ

  • 選ぶ本に注意する
  • 自分に合う再生速度にする
  • 聴く環境をつくる
  • 何度も聴く前提で再生する

私が実際にやってみて効果のあった方法です。

選ぶ本に注意する

  • 簡単な本を選ぶ:最初は簡単でわかりやすい内容の本から始める。
  • 興味のある本を選ぶ:自分が興味を持っている分野や好きなジャンルの本を選ぶ。
  • 読んだことのある本を選ぶ:すでに内容を知っている本を選んで「聴く」読書に慣れる。

オーディブルが初めてという人は特に、耳からの情報だけで内容を理解することに慣れていません。専門的な内容や複雑なテーマの本を理解しようとすると、集中力を使うので疲れてしまいます。

まずは簡単な本や、一度読んだことのある本を選ぶといいでしょう。

自分に合う再生速度にする

  • 再生速度を調整する:自分に合った再生速度に設定する。最初は通常、慣れたら少しずつ速くしてみる。
  • 部分的に速度を変える:同じ本でも、内容や章に応じて再生速度を変えると読みやすくなる。

理解しやすい再生速度は、人によって違います。ジャンルによっても理解しやすい速度が違ってくるので、何冊か試しに聴いてみると自分にぴったり合う再生速度が見つかります。

私の場合は、「ビジネス書や教育書は1.2倍速、小説は1.5~1.7倍速程度」が一番理解しやすい速度だとわかりました。

また、ビジネス書などは導入部分など、重要度が低い内容の章は、速度を上げて聞き流すのもおすすめです。
ずっと同じ速度で再生していると集中力が落ちてきてしまうので、目次を見ながら興味のある部分だけ速度を落として聴くと、飽きずに読み切ることができます。

聴く環境をつくる

  • 頭を使わない作業の時に聴く:家事や運動、通勤などの頭を使わない作業をしているときにオーディブルを聴くようにする。
  • 環境を整える:静かな場所で聴くことで、外部の雑音を減らし、内容に集中できます。

私の場合、オーディブルの内容が頭に入ってこないのは、だいたい「次にあれをして、これをして…」と段取りを考えながら作業をしているときでした。聴いて理解することと、段取りを考えることを同時にしていたので、内容が頭に入ってこなかったのです。

家事は、作業内容によって、段取りを考える必要があります。
ルーティンワークになっていて、考えずに手が動くような家事の作業中だと、オーディブルに集中できました。

何度も聴く前提で再生する

  • 繰り返す前提で聴く:一度ですべてを理解しようとせず、繰り返し聴いて理解する。
  • メモを取りながら聴く:重要なポイントをメモに取り、聞き終わった後に振り返る。

1度で理解しようとすると、できなかったときに挫折してしまう原因になります。

特に、読んだ後に実践する可能性のあるビジネス書や育児書については、しっかり理解できるように何度も聴く前提で再生しました。
最初に目次に目を通し、自分が気になる章だけでもメモを取りながら聴くと、理解度が上がります。

オーディブルで聴くおすすめの本は?

結局、オーディブルでどんな本を読んだらいいの?

基本的には、自分の興味のあるジャンルの本を選べばOK!

オーディブルを始めて利用するという人は、まずは「聴く」読書に慣れることが大切です。
なので、勉強や仕事に活かすための本よりも、「楽しむ」ことができる本を選ぶことをおすすめします。

個人的には、オーディブルは小説が一番楽しめると思っています。

オーディブルで小説を聴くメリット

  • 豊富な作品数
  • 有名な俳優・声優による朗読
  • 多様なジャンルの小説
  • 物語の世界観を深く楽しめる
  • 感情移入しやすい

豊富な作品数

オーディブルでは、古典文学から最新のベストセラーまで、膨大な数の小説が揃っています。常に新しい作品に出会うことができ、自分の興味に合った作品を見つけやすくなります。

有名な俳優・声優による朗読

多くの小説作品は、有名な俳優や声優が朗読を担当しています。プロのナレーションによって、キャラクターの感情や物語の雰囲気が豊かに表現され、読者ははより深く物語に没入することができます。

多様なジャンルの小説

オーディブルでは、恋愛、SF、ホラー、ミステリー、ファンタジーなど、さまざまなジャンルの小説が提供されています。これにより、気分や興味に応じて異なるジャンルの物語を楽しむことができ、読書体験が豊かになります。

物語の世界観を深く楽しめる

小説は映像や漫画とは異なり、読者の想像力を駆使して物語の世界を描き出すことが求められます。ナレーターの声を通じて物語を聴くことで、頭の中でイメージを広げ、物語の世界観を深く楽しむことができます。

感情移入しやすい

プロのナレーターがキャラクターの声や感情を表現することで、読者は登場人物に感情移入しやすくなります。物語の展開やキャラクターの成長をより強く感じることができ、物語を深く楽しむことができます。

オーディブルで聴けるおすすめ小説

オーディブルで聴けるおすすめの小説を紹介します。

成瀬は天下を取りに行く

『成瀬は天下を取りに行く』は、宮島未奈による青春小説。2024年に本屋大賞を受賞した話題作です。
物語は、中学2年生の成瀬あかりが、コロナ禍で閉店、「この夏を西武に捧げる」と宣言するところから始まります。

成瀬は、自身の髪を使った実験やM-1グランプリへの挑戦など、突飛な行動を次々と起こします。彼女の行動は周囲の人々を驚かせる一方で、彼らに自己発見や成長のきっかけを与えます。彼女の前向きで楽観的な性格は、周囲に大きな影響を与え、仲間たちとの絆を深めていきます。

これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~

『これは経費で落ちません! ~経理部の森若さん~』は、青木祐子によるライト文芸シリーズ。
石鹸メーカー「天天コーポレーション」の経理部に勤める森若沙名子を主人公とした物語です。森若は、何事にも「イーブン(公平)」をモットーにし、正確な経理処理で一目置かれています。

物語は、会社内の様々な部門から回ってくる領収書や請求書の精査を通じて、経費にまつわる人間模様や秘密を解き明かしていくというストーリーです。森若は、業務の過程でおこる様々なトラブルや問題に直面しながらも、冷静かつ的確に対処していきます。

可燃物

『可燃物』は、米澤穂信による警察ミステリ小説です。この作品は、群馬県警を舞台にした5編の短編が収録されています。
主人公の葛警部は、余計なことを喋らず、上司からは疎まれ、部下からもよい上司とは思われていないが、捜査能力は卓越している人物。

表題作の『可燃物』は、連続放火事件にまつわるミステリ。
ある場所で連続して発生した放火事件。犯人の目的が不明で、事件は行き詰まりそうになりますが、葛警部の推理が1つの真相を見抜きます。

他の収録作品も葛警部の冷静で論理的な捜査が楽しめる作品ばかりで、緻密なプロットと登場人物の複雑な心理描写が特徴で、読者を引き込むミステリの醍醐味が詰まっています。

変な家

『変な家』は、謎のYouTuber 雨穴によるホラーミステリー小説。
物語は、オカルト専門のライターである主人公が、知人の柳岡から不動産に関する奇妙な相談を受けるところから始まります。柳岡は都内にある中古一軒家の購入を検討しており、その家の間取り図に「謎の空間」が存在していることに気付きます。

主人公と知り合いの設計士・栗原は、その間取り図を解析し始めます。その家は、台所とリビングの間の謎の空間をはじめ、窓のない子供部屋など、普通では考えられない設計がされています。これらの間取りの謎を解き明かしていくうちに、家にまつわる不気味な過去や、消えた元住人に関する恐ろしい事実が明らかになります​。

アクロイド殺し

『アクロイド殺し』は、アガサ・クリスティが1926年に発表した長編推理小説で、名探偵エルキュール・ポアロが登場するシリーズの一つ。

キングズ・アボット村の裕福な未亡人フェラーズ夫人が自殺するところから物語は始まります。彼女は村の名士、アクロイド氏する予定でしたが、夫人は、過去に夫を毒殺したことを悔い、その秘密を恐喝されていたのです​。アクロイド氏は友人のシェパード医師にこの事実を打ち明けますが、その夜、アクロイド氏が自宅で刺殺されます。アクロイド氏の遺書には恐喝者の名前が書かれていると信じられていましたが、その手紙も消えています​。

ポアロは、隣人であるシェパード医師と協力しながら捜査を進めます。調査が進む中、村の住人たちが次々と疑われますが、ポアロは冷静に証拠を分析し、最終的に驚愕の真実を明らかにします。

今回紹介した本は、Amazonオーディブルの「聴き放題」の対象作品です。
Amazonオーディブルの30日間の無料体験に登録すれば、0円で聴くことができます。

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オーディブルで読書を楽しもう

この記事では、オーディブルが頭に入らない理由とその対策について紹介しました。
ほんの少しコツさえつかめば、オーディブルはスキマ時間を有効活用できる読書方法です。

実際に私もオーディブルを活用して、育児中でも読書時間を増やすことができました。

Amazon オーディブル の魅力

  • 豊富なコンテンツ:12万以上の作品が聴き放題
  • プロの朗読:魅力的な声で物語を楽しめます
  • 「ながら」読書ができる:通勤・通学、家事中など、手が空かないときでも読書が楽しめます

Amazonオーディブルは、初回なら30日間の無料体験を利用できます。
「合わないな」と感じたら、無料期間中に解約すれば料金は一切かかりません。

今回紹介したコツを実践しながら、「聴く」読書が自分にあっているかを試してみてください。

  • この記事を書いた人

ほんの

「ほんのりぼん」の運営|0歳児育児中|本好きで年間約100冊読書|おすすめの小説や自己啓発書などを紹介|今より少しだけ豊かな生活を手に入れる読書の方法を発信しています。

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