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『このミステリーがすごい!』受賞作はオーディブルで聴ける?おすすめの11作品を紹介

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「このミス」受賞作ってオーディブルで聴けるの?

ミステリー好きでオーディブルヘビーユーザーの私が回答します!

「このミステリーがすごい!」( 通称:「このミス」)とは?

「このミステリーがすごい!」は、宝島社が毎年発表するミステリー小説のランキングが掲載されたブックガイドです。
国内外のミステリー作品の中から、書評家やミステリーファンが選ぶ「本当に面白い本」が紹介されます。

そのため、「このミス受賞作=間違いなく面白い作品」という信頼感があります。

私もミステリーを選ぶ時、参考にしています。

宝島社が主催する小説賞、『このミステリーがすごい!』大賞(通称:「このミス」大賞)の作品紹介ではありません。

「このミス」の特徴

  • 「国内編」と「国外編」に分かれ幅広い作品を選出
  • 本格推理・サスペンス・社会派ミステリーなど多彩なジャンル
  • 「面白いミステリーが読みたい!」という人にピッタリのランキング

「このミス」受賞作品はAudible(オーディブル)で聴ける?

「このミス」受賞作には、オーディブルで聴ける作品もあります。

オーディブルは話題作の配信が早いので、受賞時点でオーディオブックになっていなくても、後で配信が決まるものも。

受賞する作品はもともと人気が高いので、配信される可能性は高め。

この記事では、オーディブルで聴けるおすすめの「このミス」受賞作品を紹介するので、気になる作品があったらチェックしてみて下さい。

Audibleおすすめポイント

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【国内編】オーディブルで聴ける「このミス」受賞のおすすめ作品

国内作品から、オーディブルで聴ける「このミス」受賞のおすすめ作品を紹介します。

地雷グリコ

タイトル:地雷グリコ
著者:青崎 有吾
再生時間:11時間23分
ナレーター:乃依 実咲

ざっくりあらすじ

ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説
射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。
罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。
次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――?

圧倒的な人気で「このミス」1位を受賞した作品。

殺人事件などは起きないものの、高度な頭脳戦と、ルールの裏をかく「トリック」が存分に楽しめる一冊。

ミステリーをあまり読まない人でも楽しめる作品だと思います。

可燃物

タイトル:可燃物
著者:米澤 穂信
再生時間:8時間39分
ナレーター:山内 健嗣

ざっくりあらすじ

群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。
余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。
葛警部だけに見えている世界がある。
連続放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。

「このミス」を含め、3つの賞で1位を受賞した三冠作品。

本格推理だけど短編なので読みやすく、あっさりしているけれどクセになる主人公、葛警部が魅力。

予想の数段上を行く結末に、何度も驚かされました。

爆弾

タイトル:爆弾
著者:呉 勝浩
再生時間:12時間51分
ナレーター:星 祐樹, 品田 美穂

ざっくりあらすじ

些細な傷害事件で、とぼけた見た目の中年男が野方署に連行された。
たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「十時に秋葉原で爆発がある」と予言する。
直後、秋葉原の廃ビルが爆発。まさか、この男“本物”か。さらに男はあっけらかんと告げる。
「ここから三度、次は一時間後に爆発します」。
警察は爆発を止めることができるのか。

警察vs爆弾魔の、究極の推理合戦。

人間の悪意と正義を描いたノンストップ・ミステリー。

描かれる人間の「悪意」に飲み込まれそうになります。

屍人荘の殺人

タイトル:屍人荘の殺人
著者:今村 昌弘
再生時間:10時間21分
ナレーター:浅井 晴美

ざっくりあらすじ

神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、いわくつきの映画研究会の夏合宿に参加するため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘(しじんそう)を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバーたちと肝試しに出かけるが、想像しえなかった事態に遭遇し紫湛荘に立て籠もりを余儀なくされる。
緊張と混乱の一夜が明けると、部員の一人が密室で惨殺死体となって発見される。
しかしそれは連続殺人の幕開けに過ぎなかった……!! 

デビュー作にして、〈屍人荘の殺人〉シリーズ第一弾。

特殊設定ミステリーの中でも、さらに斬新な設定の作品。

ミステリーをよく読む人ほどびっくりする作品かも知れません。

方舟

タイトル:方舟
著者:夕木 春央
再生時間:11時間15分
ナレーター:山内 璃久亜

ざっくりあらすじ

9人のうち、死んでもいいのは、ーー死ぬべきなのは誰か?
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。 翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。 そんな矢先に殺人が起こった。 だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。
生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。

一風変わったクローズド・サークル(密室)ミステリー。

最後の最後の、最後まで気が抜けない。

面白すぎて他の作品を読むのが怖くなった、という評判も多数!

六人の嘘つきな大学生

タイトル:六人の嘘つきな大学生
著者:浅倉 秋成
再生時間:9時間46分
ナレーター:木村 良平

ざっくりあらすじ

成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。
最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。
それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。
内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。

ここにいる六人全員、とんでもないクズだった。

就活を舞台にしたミステリー作品。

六人の性格の書き分けが見事で、人間の本質が炙り出されるよう。

紅蓮館の殺人

タイトル:紅蓮館の殺人
著者:阿津川 辰海
再生時間:12時間41分
ナレーター:岡井 カツノリ

ざっくりあらすじ

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。
救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。
これは事故か、殺人か。
葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。
タイムリミットは35時間。生存と真実、選ぶべきはどっちだ。

35時間のタイムリミットまでに、殺人の謎を解き明かし、絡繰だらけの館を脱出せよ!

〈館四重奏〉シリーズ第1弾。

謎解きに、脱出に、盛りだくさんの要素が美しく収束していきます。

どれを読むか迷ったら?

おすすめ①:『地雷グリコ』

普段あまりミステリーを読まない人にも、ミステリー好きの人にもおすすめできるのがこの作品。

殺人事件とかは苦手だな、という人にもおすすめできます。

連作短編なので読みやすく、最後に気持ちよく読者の予想を裏切ってくれます。

おすすめ②:『可燃物』

米澤穂信さんの作品は、「このミス」1位を複数回受賞しています。

迷ったら信頼できる作家さんを選ぶのがおすすめ!

迷ったら米澤穂信さんの作品をチェックしてみることをおすすめします。

「このミス」1位を受賞した米澤穂信さんの作品一覧

国内ミステリー作品を読んでみたいと思ったら参考にして下さい。

【国外編】オーディブルで聴ける「このミス」受賞のおすすめ作品

国外作品にも、オーディブルで聴ける「このミス」受賞作品があります。

海外ミステリーも、朗読してくれるオーディブルならハードル低め。

普段手に取らないという人も、この機会にチャレンジしてみてください。

両京十五日

タイトル:両京十五日 凶兆
著者:馬 伯庸
再生時間:22時間38分
ナレーター:齊藤 正高

ざっくりあらすじ

十五世紀の中国、明の時代。
北京から南京に遣わされた皇太子は爆発による襲撃に襲われる。さらに北京にいる皇帝も命を狙われていることを知った皇太子は、幾度と襲い掛かってくる刺客から逃れつつ、南京から北京へ向かう幾千里にもわたる決死行が始まる!

華文(中国)ミステリー初の1位受賞作。

「ポケミス」の愛称で親しまれる「ハヤカワ・ミステリ」の通巻2000番記念作品!

冒険小説のハラハラ感とミステリーの合わせ技です。

続編の『両京十五日 天命』もオーディブルで聴けますよ。

われら闇より天を見る

タイトル:われら闇より天を見る
著者:クリス・ウィタカー
再生時間:18時間38分
ナレーター:川島 悠希

ざっくりあらすじ

「それが、ここに流れてるあたしたちの血。あたしたちは無法者なの」
アメリカ、カリフォルニア州。海沿いの町ケープ・ヘイヴン。30年前にひとりの少女命を落とした事件は、いまなお町に暗い影を落としている。自称無法者の少女ダッチェスは、30年前の事件から立ち直れずにいる母親と、まだ幼い弟とともに世の理不尽に抗いながら懸命に日々を送っていた。
町の警察署長ウォークは、かつての事件で親友のヴィンセントが逮捕されるに至った証言をいまだに悔いており、過去に囚われたまま生きていた。彼らの町に刑期を終えたヴィンセントが帰ってくる。彼の帰還はかりそめの平穏を乱し、ダッチェスとウォークを巻き込んでいく。そして、新たな悲劇が……。
苛烈な運命に翻弄されながらも、 彼女たちがたどり着いたあまりにも哀しい真相とは―?

上質な映画を見たような読み応えのある作品。

13歳の少女の、苛烈な怒りが読者の胸を突き刺します。

読み進めるのが辛い、けれど、読まずにはいられない物語です。

ザリガニの鳴くところ

タイトル:ザリガニの鳴くところ
著者:ディーリア オーエンズ
再生時間:16時間52分
ナレーター:池澤 春菜

ざっくりあらすじ

ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。
6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。
しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく…みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。

壮大な自然の情景と、主人公の心情が細やかに描かれた作品。

主人公カイアの孤独な過去と、美しく成長し殺人事件に巻き込まれた現在が絡み合うミステリー。

「ザリガニの鳴くところ」で生物の本質を知り、受け入れていく少女の強さに胸を打たれます。

カササギ殺人事件

タイトル:カササギ事件 上
著者:アンソニー・ホロヴィッツ
再生時間:11時間37分
ナレーター:佐々木 望, 山口 由里子

ざっくりあらすじ

1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。
鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。
その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。
燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。
病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。

アガサ・クリスティへの完璧なオマージュ×イギリスの出版業界ミステリ。

ミステリ愛に満ちた瞠目の傑作。

ミステリー好きがより楽しめる、二重構造のミステリー作品です。

続編である『カササギ殺人事件 下』もオーディブルで聴くことができます。

どれを読むか迷ったら?

おすすめ①『ザリガニの鳴くところ』

主人公のカイアの過去を知り、「殺人事件の犯人なのか?」という疑問を持ちながら進む本作。

長編ですが、緊張感を持ちながら読みきれるので、迷ったらこちらをおすすめします。

人間の心情描写が細やかなので、文学としても楽しめます。

おすすめ②:『カササギ殺人事件』

著者のアンソニー・ホロヴィッツは、4年連続で「このミス」1位を受賞しています。

カササギ殺人事件シリーズが軒並み受賞!

シリーズの面白さが保証されているので、続編含めてチェックしてみて下さい。

「このミス」1位を受賞したカササギ殺人事件シリーズ一覧

「このミステリーがすごい!」ランキングはどこで読める?

「このミス」のランキングは、『このミステリーがすごい!』で読むことができます。

毎年12月に発売されるこの本は、ランキング以外にも、ミステリー作家さんのインタビューや対談、新作情報やエッセイなども楽しめます。

1冊丸ごとミステリー好きにはたまらないガイドブック!

最新刊は対象外ですが、既刊はKindleUnlimitedの読み放題対象になっていることがあります。

KindleUnlimitedを初めて利用する人には、30日無料体験サービスがるので、「このミス」が気になった人はチェックしてみて下さい。

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まとめ:オーディブルで聴ける「このミス」受賞作品

毎年、国内外のミステリー作品の中から選ばれる「このミス」受賞作品。

話題作の配信の早いオーディブルでも、「このミス」受賞作品を聴くことができます。

普段ミステリーを読まない人も、ミステリー好きな人も楽しめるので、気になる作品が見つかった人はぜひチェックしてみて下さい。

ミステリー以外にも、オーディブルで聴けるおすすめ小説が知りたい人はこちらをチェック。

  • この記事を書いた人

ほんの

「ほんのりぼん」の運営|1歳児育児中|読書サブスク活用で1年間に300冊読む|オーディブルのおすすめ本を中心に紹介|

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