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おうち英語の教育書おすすめ7選|私がおうち英語を始める前に読んだ本を紹介します

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私が「おうち英語」を始めるために読んだ本を紹介します。

「おうち英語」という言葉、最近よく耳にしますよね。
私もこどもが生まれる前にこの言葉を知り、「どんなものなんだろう?こどもにいいのかな?」と気になっていました。

私自身は、学生時代は英語は苦手ではありませんでしたが、社会人になってからまったく触れる機会もなく、今では英語を聴いたり話したりはほとんどできません。英語が出来たらもっと選択肢が広がるのにな、と思ったことは、一度や二度ではありません。

こどもが大きくなるころには、今以上に英語の力が求められる時代になるでしょう。

そして、少しでもこどもの将来の選択肢に繋がるのであれば、と考え、幼児期の英語教育についての本を読みました。
この記事では、その中から私が「おうち英語」に取り入れた方法や考え方が書かれた本を紹介します。

この記事を読んでわかること

  • こどもの英語教育について書かれた本がわかる
  • どういった視点で教育書を選べばいいのかがわかる

現在、本屋さんには、たくさんのこどもの英語教育本が並んでいます。
こどもをバイリンガルにする方法、小学生で英検2級に受かる勉強法、おうち英語実践者の体験談など、書かれている内容も様々です。

どれが正解、というものは残念ながらありません。
こどもにどれくらい英語ができるようになってほしいのか、そのためにどれくらい時間やお金をかけられるのかなど、目指すゴールも方法も、家庭によって違います。

今回紹介する本は、あくまで我が家の参考になったもの、と考えてください。

本を選ぶときに注意するポイントも紹介しますので、合わせて参考にしてみてください。

「おすすめ本だけ知りたい」という人はこちらからどうぞ。

おうち英語の教育書を選ぶ時の注意点

教育書を選ぶときに、いくつか注意したいポイントを紹介します。

教育書の種類を確認する

教育書を選ぶときは、その本がどんな種類のものかを確認するようにしましょう。

本の種類って?

ざっくりいうと、その本が「学術書」なのか、「体験談」なのかということです。

先にも述べた通り、こどもの英語教育について書かれた本はたくさん出版されています。また、最近は個人でも出版社を通さず、電子書籍を出版できる時代です。学術書と個人の体験談が、同じように「英語教育」の棚に収められているわけです。

それぞれの本のスタンスを理解したうえで、家庭ごとに合った方法を取り入れることをおすすめします。

教育書は、書かれた内容ごとに以下のように分けて考えます。

「英語教育」の本の種類

  • 学術書:研究の結果報告書や論文など。一定の根拠が認められる、研究成果について書かれた本。
  • 個人の体験談:実際にこどもが英語を話せるようになった家庭での実践方法について書かれた本。
  • ①と②の中間:研究結果に基づき、英語教室運営など、豊富な成功事例をもとにした方法が書かれた本。


全部がこの3タイプにきっちり分けられているわけではなく、①の傾向が強い本、②の傾向が強い本がある、という程度に認識してください。

例えば、学術書の面が強い本は、科学的な根拠や成果がはっきりしているので信頼性は高いですが、内容が専門的すぎてしっかり理解できない可能性があります。

反対に、個人の体験談の面が強い本は、身近な題材やわかりやすい語り口で書かれているの理解しやすく、これなら我が家もできそう、と思わせてくれます。しかし、あくまでもその家庭では成功できた、という方法のため、再現性が高いかはわかりません。

この中間に位置する本は、研究成果をもとにした信頼性の高い方法で、教室や教材を利用する多くの生徒を相手に成果を上げた方法が書かれているので、学術書より理解しやすく、個人の体験談より再現性が高いと考えられます。
ただ、当然ですが、自分たちの教材や教室の方針よいものであるという前提で書かれているので、公平な意見とは言い切れない部分もあります。

どれが良い、悪いというわけではなく、それぞれの特徴を知って、うまく活用していくことが望ましいです。

読む順番に注意する

教育書を読むときは、読む本の順番にも注意しましょう。

最初から専門的な内容が強い学術書を選ぶと難しくて理解できない可能性がありますし、個人の体験談を選ぶと再現性が低い方法を選んでしまう可能性があります。
最初は、研究の成果に基づいた信頼性の高い方法をわかりやすく、豊富な成功例を交えて紹介してくれる本を選ぶことをおすすめします。

基本的な知識を身につけたうえで、更に深く知るために学術書を読む、またはやり方を工夫するために体験談を読む、といった順番で読み進めた方が、スムーズに進めやすいです。

ある程度知識がある場合は、学術書から入って知識を深めるのもいいと思います。

反対意見の書かれた本も1冊は読んでみる

こども、特に幼児期からの英語教育については、賛否がわかれています。
この記事を読んでくれている人は、どちらかと言えば賛成の立場だと思います。

物事には必ずメリット・デメリットが存在するので、どちらの立場であっても反対意見の本を1冊は読んでおくことをおすすめします。

こどもの将来に関わることなので、デメリットはしっかり把握しておきたいですね。

色々な意見を把握したうえで、我が家はこうする、と決めておけば軸もぶれにくくなります。

おうち英語の教育書おすすめ7選

では、実際に私が「おうち英語」の参考にした、おすすめの教育書を紹介します。

それぞれの本について、以下のポイントをまとめて解説します。

ポイント

  • 幼児期の英語教育への考え方は?
  • 何歳から英語教育を勧めている?
  • 英語教育の方法は?

本を選ぶ時の参考にしてみてください。

ほんとうに頭がよくなる世界最高の子ども英語

著者情報

著者の斉藤淳(さいとうじゅん)氏は、J PREP斉藤塾の創設者であり、元イェール大学助教授です。科学的なエビデンスに基づいた教育方法を提案しており、教育現場での豊富な経験を持っています。

この本では、子どものIQや論理力を高め、自ら学ぶ力を育むための英語教育の方法が詳しく紹介されています。
言語学、脳科学、教育心理学などの科学的エビデンスに基づいた「英語ペラペラ」だけで終わらない学習法と環境づくりのメソッドが書かれています。また、フォニックス(英語の音)を重視し、子どもが自分で学べる基礎を築くことを強調しています。

幼児期の英語教育への考え方は?賛成。
幼児期から英語に触れることが、後々の言語習得に大きなメリットがあると主張。
何歳から始める?3歳から。
3歳から英語絵本の読み聞かせ、4歳からフォニックス、6歳から読書の習慣化を推奨。
文法学習は10歳以降が適切と主張。
英語教育の方法は?絵本の読み聞かせ:3歳から始めることで、音と意味を結びつける力を養う。
フォニックス学習:4歳から5歳でアルファベットの音のルールを学ぶ。
本を読む習慣:6歳から8歳で、興味を持てる本を読む習慣をつける。
YouTubeの活用:8歳から10歳で英語の動画を視聴し、リスニング力を強化。
文法学習:10歳から12歳で、論理的な思考力が発達する時期に文法を学ぶ。

世界で活躍する子の<英語力>の育て方

著者情報

著者の船津徹(ふなつとおる)氏は、25年以上にわたり4500人以上の生徒を指導してきた英語教育の専門家。日本、アメリカ、中国で英語学校を運営し、グローバル社会で活躍する多数の人材を育成。また、ハワイの英語塾「TLC for Kids」の代表も務めています​。

この本は、家庭学習を通じて英語力を高める方法を詳細に紹介しています。具体的な英語教育の方法が詳細に書かれています。
フォニックスの教え方、かけ流しにおすすめの曲、多読に最適な本リストなど、実践的な情報が満載です。また、英会話教室や海外留学に頼らず、家庭で世界レベルの英語力を身につけるための方法が書かれています。

幼児期の英語教育への考え方は?賛成。
幼児期に英語に触れ、フォニックスを自然に身につけ、学ぶ力の基礎を築くことができる。
何歳から始める?乳幼児期から。
0歳から英語のかけ流しOK。より実践的な教育方法は3歳から。
3歳からは絵本の読み聞かせ、4歳からはフォニックス、6歳からは読書の習慣化を推奨。
段階的に英語力を高めていくことが重要。
英語教育の方法は?フォニックス学習:アルファベットの音を学び、文字と音を結びつけることから始める。
絵本の読み聞かせ:幼児期は親が英語の絵本を読み聞かせ、音と意味を結びつける。
多読:興味を持つ本をたくさん読むことで、読解力と語彙を増やす。
かけ流し:英語の音楽やストーリーを日常的に聞かせることで、リスニング力を強化。

10万組の親子が学んだ子どもの英語「超効率」勉強法

著者情報

著者の船津洋(ふなつひろし)氏は、上智大学外国語学部英語学科を卒業後、アメリカでの留学経験を経て、30年以上にわたって子どもの英語教育に携わってきた専門家。『パルキッズ』などの幼児向け英語教材の開発を行っています。

この本は、科学的な理論に基づいた「超効率」的な英語勉強法を紹介しています。親が付きっ切りで教える必要がないため、共働きの家庭でも取り入れることができます。英語音声のかけ流しや絵本の暗唱、素読などを取り入れた方法で、英会話の習得や成績向上、自律学習の習慣づけを目指しています。また、具体的なURLや教材リストなど、実践的なアドバイスが多く記載されています。

幼児期の英語教育への考え方は?賛成。
幼児期に音声をかけ流し、耳で英語に触れることの重要性を強調。
何歳から始める?幼児期から。
英語教育はできるだけ早く始めることを推奨している。幼児期から小学校低学年までの間に英語教育を始めることで、その後の学習がスムーズに進むと主張。
英語教育の方法は?音声のかけ流し:英語の音声を日常的に流し、耳を慣れさせる。
暗唱と素読:英語のフレーズや文章を覚え、声に出して読む。
多読:簡単な英語の本をたくさん読むことで、読解力と語彙を増やす。
フォニックス学習:アルファベットの音のルールを学び、文字と音を結びつける。

英語学習は早いほど良いのか

著者情報

著者のバトラー後藤裕子氏は、東京都出身で東京大学文学部卒業後、スタンフォード大学で教育心理学の博士号を取得。現在、ペンシルバニア大学教育大学院の准教授であり、TESOLプログラムのディレクターも務めています。専門は子どもの第二言語・外国語習得およびバイリンガル教育。

この本は、英語学習を早期に始めることの効果について、多くの研究結果とデータをもとに詳しく解説しています。言語習得の年齢による影響や臨界期の有無、学習時間の重要性などについて考察しています。特に、日本における英語教育の課題や、質と量のバランスについても言及しています。英語教育における一般的な「早ければ早いほど良い」という神話を検証し、より科学的な視点から最適な学習方法を提案しています。

幼児期の英語教育への考え方は?必ずしも推奨はしていない。
学習開始年齢よりも、総学習時間や質の高いインプットの方が重要という主張。
何歳から始める?具体的な年齢は書かれていない。
重要なのは学習時間の総量と質の高いインプット。また、3〜6歳よりも7〜9歳の方が英語習得度が高いとする研究結果を紹介している。
英語教育の方法は?質の高いインプット:英語の音声や映像を日常的に取り入れ、耳を慣らすことを推奨。
楽しい環境作り:子どもが興味を持てるように、楽しい方法で英語に触れさせることが大切。
アウトプットの機会:英語を実際に使う機会を設けることで、学習効果を高める。
学習時間の確保:継続的かつ頻繁に英語に触れる時間を確保することが重要。

早期教育に惑わされない!子どものサバイバル英語勉強術

著者情報

著者の関正生(せき まさお)氏は、1975年生まれで、慶應義塾大学文学部英文学科を卒業後、複数の大学受験予備校での指導経験を持つ英語教育の専門家です。現在、オンライン予備校「スタディサプリ」の講師を務めており、著書も多数出版されています。

この本では、英語教育における早期教育の誤解を正し、実際に効果的な英語勉強法を指南しています。具体的には、小学生の間は英語嫌いにさせないよう配慮し、中学生からは文法に重点を置くなど、各段階で適切な学習方法を提案しています。また、お金と時間をかけずに英語力を伸ばすための具体的なアドバイスも書かれています。

幼児期の英語教育への考え方は?過度な英語教育を行うことは勧めていない。
無理に早期教育を進めることよりも、子どもが英語嫌いにならない環境作りが大切。
何歳から始める?子どもが英語に興味を持ち始めた時期が最適
年齢を基準に英語教育を始めることを推奨していない。小学生のうちは「読む」力に注力し、中学生から文法学習を重視することを勧めている。
英語教育の方法は?興味を引く環境作り:子どもが英語に興味を持てるような教材や方法を用いる。
読む力の強化:小学生の段階では、英語を楽しみながら読む力を育てることに重点を置く。
文法学習:中学生からは文法の学習に力を入れ、しっかりとした基礎を築く。
お金と時間をかけない:英語教育に過度な費用をかけず、効率的な学習方法を取り入れる。

外国語を身につけるための日本語レッスン

著者情報

著者の三森ゆりか(みもりゆりか)氏は、日本語教育の専門家で、欧米の言語教育の方法を日本に取り入れる活動を行っています。多くの著書を通じて、外国語学習における母語の重要性を説いています。

この本は、外国語を効果的に学ぶためには、まず母語である日本語の基礎をしっかりと固めることが重要であると説いています。具体的には、論理的な文章の書き方、説明の仕方、有効な質問の仕方など、言語技術を日本語を通じて鍛える方法が紹介されています。この方法を使って、英語などの外国語を学ぶ際に必要なコミュニケーションスキルを向上させることを目指しています。

幼児期の英語教育への考え方は?まずは日本語の能力を高めることを推奨。
母語である日本語の基礎がしっかりしていないと、外国語の学習が難しくなると主張。
何歳から始める?しっかりとした日本語の基礎を築いてから
日本語の基礎がしっかりしていないと外国語学習が効果的に進まないという立場のため、英語教育を始める特定の年齢は明示されていない。
英語教育の方法は?論理的な文章作成:結論を先に述べ、その後に理由を説明する形式を日本語で練習。
質問技術の習得:有効な質問の仕方を学び、対話を通じて論理的思考を鍛える。
問答ゲーム:質問と答えのやり取りを通じて、対話力と論理的思考を養う。

0歳から始める!英語絵本音読メソッド

著者情報

著者の小林妙子(こばやしたえこ)氏は、ホームバイリンガル主宰であり、16歳でアメリカに留学経験を持つ英語教育の専門家。日本郵政グループ本社での勤務や大手英会話教室での指導経験を経て、独自の英語絵本音読メソッドを開発。

この本は、英語絵本を使って子どもが自然に英語を学べる方法を紹介しています。英語絵本の音読を通じて、聴く、真似て話す、読む、書くという5つのプロセスを経ることで、子どもの英語力を一生モノのスキルに育てることを目指しています。また、9歳までの年齢別レッスン法も詳しく解説されています​。

幼児期の英語教育への考え方は?0歳からの英語学習を推奨。
幼児期から英語絵本の読み聞かせを通じて、自然に英語に触れる環境を作ることが重要。
何歳から始める?0歳から
幼い頃から英語に親しむことで、言語習得の基礎を築くことができると主張。
英語教育の方法は?英語絵本の読み聞かせ:毎日英語絵本を読み聞かせ、自然な英語表現に触れる。
音読:子どもが絵本の英語を真似て音読することで、発音やリズムを習得。
年齢別レッスン法:0歳から9歳までの年齢に応じたレッスン法。
シーン別英語フレーズ集:巻末付録に日常生活で使える英語フレーズあり。

まとめ

この記事では、私が「おうち英語」を始める前に読んだ本を7冊紹介しました。

この中で「おうち英語」の具体的な方法が多く紹介されている本は、下記の4冊です。

「おうち英語」を幼児期からやりたいと考えている人は、この3冊から選んでみることをおすすめします。

できれば反対意見の本も1冊は読んでおくことをおすすめします。
今回紹介した本の中で、幼児期からの英語教育を推奨しない立場の本は、以下の3冊です。

教育方法や方針は、家庭によってそれぞれ違います。

我が家の場合は、主にかけ流しと英語絵本の活用による「おうち英語」を始めています。

「おうち英語」の軸を決めるために、今回紹介した本を参考にしてください。

育児中は本を読むことも多いです。

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  • この記事を書いた人

ほんの

「ほんのりぼん」の運営|0歳児育児中|本好きで年間約100冊読書|おすすめの小説や自己啓発書などを紹介|今より少しだけ豊かな生活を手に入れる読書の方法を発信しています。

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