書評

【書評】MBTI診断が内向型の人のための必読書|『I型(内向型)さんのための100のスキル』

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MBTI性格診断をしたことがあるでしょうか?

MBTI性格診断をざっくり説明すると、

  • エネルギーの方向:外向型(E)内向型(I)
  • ものの見方:感覚型(S)直感型(N)
  • 判断の仕方:思考型(T)感情型(F)
  • 外部との接し方:判断型(J)知覚型(P)

この4つの項目について、それぞれどちらの傾向が強いかを診断し、性格を16のタイプに分類するというもの。

今回紹介する『I型(内向型)さんのための100のスキル』は、
エネルギーの方向性が「I型=内向型」の人におすすめの1冊です。

この本では、オンラインで仕事ができるようになった現代だからこそ、
内向型は潜在能力を活かし、可能性を広げていくことができる、と書かれています。

では、内向型はどのように可能性を見つけ、広げていけばいいのか?

著者が内向型向けの本から得たノウハウベスト100を、わかりやすくまとめてくれています。

私自身も、MBTI診断で97%の内向型。

「ピッタリの本がある!」とびっくりしました。

この本を読むことで、内向型の自分を受け入れ、自分の得意を活かす方法を知ることができました。

こんな人におすすめ

  • MBTI診断が内向型の人
  • 内向型の強みを見つけたい人
  • 自分のキャリアについて考え直したい人

内向型が自身の特性を受け入れる方法から、人間関係の作り方、新しいことへのチャレンジ方法まで、具体的に解説されています。

MBTI診断で内向型だったという人は、読んでみると新しい発見があるはず。

ぜひチェックしてみてください。

『I型(内向型)さんのための100のスキル』の概要

本書は、内向型の著者が、内向型向けの本を100冊読み、特に役に立ったスキルについて解説してくれています。

ポイントは、内向型のまま、会員数200人を超える一般社団法人を設立することができた著者が、
「実際に役に立ったスキル」のみをピックアップしているところ。

また、後半には、内向型向けの本を厳選して、詳細な概要とともに50冊紹介しています。

内向型の人が、自分の活かし方を学ぶ入門書として活用できる1冊です。

この本を読んで学べること

この本から学べることは、ズバリ「内向型の人が身につけておくべきスキル」です。

「静かな人」とも言われ、自己主張することが得意ではなく、人間関係でしんどくなりがちな内向型。

しかし、自分の潜在能力に気づき活かすことができれば、大きく活躍できるのも内向型の持つ特性です。

本書では、

  • 自分の内向性の受け入れ方
  • 内向型が「ごきげん」でいる方法
  • 内向型の人間関係のつくり方・深め方
  • 内向型の働き方やキャリアの構築法
  • 内向型がリーダーシップを発揮する方法
  • 内向型がチャレンジするには

といった分類で、それぞれに必要なスキルが紹介されています。

私が特によかったと感じた3つの切り口から、内容を簡単に紹介していきます。

①自分の内向性を受け入れる

自分の内向性を受け入れている人は、幸福度が高いというデータがあるそうです。

無理に外向型になろうとするのではなく、ありのままの自分を受け入れれば、内向型は幸福に生きることができるのです。

そのための方法を、ステップごとに紹介しています。

  • 内向型の特性を知る
  • 思い込みに気づく
  • 内向型のプラス面を知る
  • 得意パターンを知る

すぐに実践できる方法が書かれているので、まずは自分の内向性を受け入れるところから始めてみましょう。

②内向型の働き方・キャリア

この章では、内向型の特性を活かしたよりよい働き方やキャリアの構築方法について、以下の4つの項目分けて解説されています。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(振り返り)
  • Action(改善)

それぞれ次のような内容が具体的に書かれています。

  • Plan:内向型が目標を立てるときのコツ。
  • Do:仕事を分割する、80点でOKといった、完璧主義との折り合いの付け方。
  • Check:現職を自分なりの基準で判断するポイント。
  • Action:「資本」を戦略的に貯めることや、やりたいことが見つからない場合何をするべきか。

内向型の人にとって、どんな仕事をするかは大きな課題ですよね。

キャリア構築で内向型の人が考えるべきポイントをしっかり解説してくれています。

③内向型が「チャレンジ」する

内向型の人にとって、同じことを続けるのは居心地のいい状態です。

そんな「コンフォートゾーン」を抜け出して、チャレンジするための方法について書かれています。

新しいことを始めるのは、たくさんのエネルギーが必要で、難しそうな感じがします。

本書では、

  • 簡単にできる新しいことからはじめてみる。
  • うまくいっている人のマネをする。
  • 具体的な「動作」にする。
  • 書くアウトプットを継続する。
  • なりたい自分を言葉にする。

というふうに、「できる限り小さく」始めることでチャレンジしやすくしています。

そんな少しのチャレンジで意味があるの?と思うかもしれません。

しかし、例えば1日に「0.2%」の改善を毎日続けていくと、1年後には2倍の変化になります。

1日の0.2%の時間は「3分間」

1日に3分間なら、そんなにエネルギーを使わず改善できそうです。

本を読んだ感想と変化

私自身も内向型の人間で、色々な場面で「内向型って損だなあ」と感じることがありました。

しかし本書を読んでみて、特性の上手な活かし方を知らなかっただけなのかも、と思い直しました。

一般的なビジネス書や自己啓発本は、どちらかというと変化に抵抗の少ない人に向けて書かれた内容のものが多いです。

実践してみたこともあるのですが、しんどくなって続かないことがほとんど。

本書は内向型の人に合わせて、「少しずつ」実践できる内容が紹介されているので、ハードルが低いです。

さっそく始めてみたのが、「書くアウトプット」「1日0.2%の改善」を続けること。

小さく続けていくことは、内向型が得意とするところです。

得意なことを積み重ねていくことで、無理せず苦手な分野にもチャレンジができることを教えてくれます。

「私は内向型で損をしているな」と思う人にこそ読んでほしい本です。

『I型(内向型)さんのための100のスキル』で内向型の潜在能力を引き出そう

本書には、内向型の人が自分を受け入れ、潜在能力を引き出す方法が書かれています。

性格診断で内向型の傾向がある、と知った人は、読んでみると自分の特性をよりよく活かすことができるはずです。

後半には、内向型の人に向けた本が紹介されているので、より深く内向型のことについて知りたい人は参考にしてみてください。

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  • この記事を書いた人

ほんの

「ほんのりぼん」の運営|0歳児育児中|本好きで年間約100冊読書|おすすめの小説や自己啓発書などを紹介|今より少しだけ豊かな生活を手に入れる読書の方法を発信しています。

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