読書ノート

読書ノートって何を書くの? 読書ノートを書く3つの目的別に内容を紹介

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「読書の効果を上げるため、読書ノートを活用しよう!」とよく言われます。

でも、読書ノートって何を書けばいいの?

読書ノートを紹介している本はいくつかありますが、「何を書くか」は、本によって違っています。

私も読書ノートの本を何冊か読みましたが、「どれが正解なんだろう?」と悩みました。

そこで、この記事では、目的別に読書ノートに書く内容を紹介しています。

「読書ノートを始めたいけど、何を書けばいいかわからない」という人は、参考にしてみてください。

読書ノートは目的によって書く内容が変わり、絶対的な正解というものはありません。

もちろん、読書ノートを書く必要がないと感じたら、無理に書く必要もありません。

「自分はこういうことを記録したいから、この書き方が合っていそう」と思う内容から始めてみてください。

一度決めたらずっと同じ内容を書き続けなければいけない、ということもないので、簡単そうなものから始めてみて、どんどん自分の好みにカスタマイズしていきましょう。

おすすめの読書ノートの書き方の本

読書初心者の人には 『ひと目でわかる図解付き! 「知る」を最大化する本の使い方』(著者:ぶっくま)がわかりやすくおすすめです。

読書ノートのNotion用テンプレートなど、購入特典がついてきます。(2024年9月現在の情報です。)

何から始めればいいかわからない、という人は、特典のテンプレートを利用してみましょう。

読書に慣れていて、読書ノートをしっかり書きたい人におすすめなのは『早く読めて、忘れない、思考力が深まる 「紙1枚!」読書法』(著者:浅田すぐる)がおすすめです。

A4用紙1枚に読んだ本の内容をまとめることで「忘れない」「本で学んだことを活かす」メソッドを紹介しています。

ビジネス書や教養書をよく読む人には、この本の方法をおすすめします。

その他の読書ノートや読書術のおすすめ本が知りたい人は、こちらの記事を参考にしてください。

読書ノートに書く内容は目的から考えよう

あなたは、何のために読書ノートを書きたいですか?

読書ノートを書く目的は、ざっくり次の3つに分けられます。

読書ノートを書く目的

  • 読んだ本の管理
  • 読んだ感想・気づきの振り返り
  • 読んだ内容・学びの記録

それぞれの目的に合わせた読書ノートの内容を紹介します。

読んだ本の管理

  • 同じ本を購入してしまうのを防ぎたい
  • 読んだ本の冊数が読書を続けるモチベーションになる
  • ライフログのひとつとして記録をつけたい

この目的にあてはまるのは、「この本を読んだ」ということがわかればいいや、という人です。

読書ノートには、次のような内容を書くのがおすすめ。

読書ノートに書く内容

  • 本のタイトル
  • 著者
  • 出版社

何の本を読んだのかわかればいいので、最低限の本の情報を書けばOK。

本のタイトルだけでも十分に目的を果たせますよ。

著者や出版社は記録しなくてもいいのですが、「同じ作家の別の作品を読もう」とか、「この出版社は好きな傾向の作品が多いな」と知るためのヒントになるので、書いておくことをおすすめします。

読んだ感想・気づきの振り返り

  • 本を読んだ時の感情を書いておきたい
  • SNSで本の感想をシェアしたい
  • 後日感想を振り返りたい

本を読んだ時の自分の感情を残しておきたい、という人があてはまります。

小説や自己啓発書などをよく読む人に多いと思います。

読書ノートに次のような内容を書くことをおすすめです。

読書ノートに書く内容

  • 本のタイトル
  • 著者
  • 出版社
  • あらすじ
  • 読んだ時の感想

メインは「この本を読んで自分がどう思ったか」です。

小説の場合はあらすじを書いておくと、どういった内容に心を動かされたのか?が後からわかりやすいです。

あらすじは、本の裏表紙に書かれているものをそのまま書き写しても、自分で簡単にまとめてもいいと思います。

細かい内容は忘れるかもしれませんが、この本を読んだ時こう思ったんだ、と後から見てもわかるので、読み返すのが楽しくなります。

再読したときの感想の違いを見つけるのも楽しいですよ。

読んだ内容・学びの記録

  • 読んだ本の内容を忘れたくない
  • 手元に本が残せないので内容を書いておきたい
  • 本で勉強したい

本の内容をしっかりと自分の知識にしたい人があてはまります。

この場合は、読書ノートは次のことを書くのがおすすめです。

読書ノートに書く内容

  • 本のタイトル
  • 著者
  • 出版社
  • 本から何を学びたいか
  • 内容の要約
  • 気になる部分の引用
  • 本を読んで学んだこと・自分が知らなかったこと
  • 本を読んでどう行動するか

「何を学んだか」「学んだことをどう活かすか」をメインに書いていきます。

本を読む目的を明確にしてから読むことで、本を読む効果が格段に高まります。

要約は自分の言葉でまとめるようにすると、「この本から何を学んだか」が後から読み返してもわかりやすいです。

また、「本を読んだけど何となくわかった気になっておしまい」になるのを防ぐために、読んで得た知識をもとにどう行動するか?を書いておくのもおすすめです。

以上が、目的別の読書ノートの内容です。

読書ノートを習慣にしたいなら「タイトル+ひとこと感想」から始めてみよう

「読書ノートを続けられるかわからない」という人もいると思います。

せっかく読書ノートをつけようと決めたのだから、習慣付けて続けたいですよね。

そんな人は「タイトル+ひとこと感想」から始めてみることをおすすめします。

最初は本のタイトルだけでもいいのですが、ひとことでも感想を書くようにすると、自分の考えを言葉にする練習になります。

「おもしろかった」だけでももちろんいいのですが、

  • ○○というキャラクターの△△なところに共感した。
  • ××という著者の考え方は自分にとって新しくて驚いた。
  • ○○○についてもっと知りたいので関連する本を借りようと思う。

など、ほんの少し具体的に書くようにするだけで、感情と一緒に本の内容も記憶しやすくなります。

感想が「ヤバかった」になりがちな人は、『「好き」を言語化する技術 推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない』(著者:三宅香帆)を参考にしてみてください。

まとめ:読書ノートに書く内容は目的から決めよう

この記事では、読書ノートに書く内容を3つの目的に分けて紹介しました。

読書ノートを書く目的

  • 読んだ本を管理したい
  • 読んだ時の感想を振り返りたい
  • 本の内容をしっかりと残しておきたい

自分があてはまるなと思う目的の読書ノートを参考にしてみてください。

とりあえず始めたい、習慣にして続けたいという人は、「タイトル+ひとこと感想」のスタイルで書くのがおすすめです。

以下の記事も参考にしてみてください。

読書ノートにおすすめのノートについて解説した記事はこちら

  • この記事を書いた人

ほんの

「ほんのりぼん」の運営|0歳児育児中|本好きで年間約100冊読書|おすすめの小説や自己啓発書などを紹介|今より少しだけ豊かな生活を手に入れる読書の方法を発信しています。

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